「新居では、片付かない収納に悩みたくない」
以前、お片付けサポートをご依頼いただいたお客様(K様)から、お引越しに伴う収納についてこのようなご相談をいただきました。

新居の一部屋をウォークインクローゼットの様に
使いたいのでアドバイスして下さい。
引越後に一度来て頂けますか?

了解しました。
訪問前に図面下さい。
構想練っておきますー!
マンションでも壁を傷つけない!ラブリコ×IKEAボーアクセルでDIYするクローゼット
今回のご提案は、マンションの1部屋全体を家族共用の「ファミリークローゼット」として活用するプランです。
賃貸やマンションの場合、最大の壁となるのが「壁に穴を開けられない」「壁の裏に柱(下地)がない」という問題です。
どれだけ魅力的な壁面収納家具を見つけても、壁にしっかり固定できなければ落下の危険があり、施工すらできません。
そこで採用したのが、ラブリコで立てた木材の柱を「下地」にする方法です。
床と天井を突っ張り棒の要領で固定するラブリコを使えば、元の壁に一切傷をつけずに強固な下地を作ることができます。
その下地に対して、パーツの種類が豊富なIKEAの壁面収納システム「ボーアクセル」を取り付ける計画を立てました。
事前のヒアリングで「DIYに挑戦したい」とお伺いしていたため、この組み合わせをご提案したところ、ご夫婦で快諾してくださいました。
なお、ボーアクセルはパーツの種類が豊富で拡張性が高い反面、現地で組み立てながら「これも必要だった」と追加の部品が必要になるケースがあるみたいです。
実際にK様も、作業を進める中で何度かIKEAの店舗に足を運んでパーツを買い足されていました。
DIYで作る際は、「買い足しながら形にしていく」位の気持ちで進めると良いかも?
【ビフォーアフター】K様宅のファミリークローゼット完成までの流れ
クローゼットは「住みながら組み替える」のが正解な理由
私がクローゼットを計画する際、最も大切にしているのは「ライフステージの変化に合わせてカスタマイズできる仕組みにしておくこと」です。
新築や引越し直後に完璧な収納を作り込んでしまっても、暮らしは数年で大きく変わる事があります。
子どもの成長に合わせて高さを変える
例えば、お子様が小さいうちは、子ども自身が服を手に取れる低い位置にハンガーパイプを設置する必要があります。
しかし、成長に合わせて洋服のサイズが大きくなれば、パイプの位置を高く調整しなければなりません。
ライフステージに合わせた収納スタイルの使い分け
また、大人の働き方や暮らし方の変化も収納に影響します。
毎朝スーツを着て出勤する生活なら「吊るす収納」が中心になりますが、在宅ワークが増えたり休日中心の生活になれば、ニットやTシャツなどの「畳む収納」が増えます。
さらに、家で過ごす時間が増えると、部屋着などをくるっとまとめて放り込める「カゴ収納」の方が圧倒的に楽になります。
このように、家族の成長や生活スタイルの変化に応じて「吊るす・畳む・カゴに入れる」を柔軟に変更できる状態にしておくことが、散らからない家づくりの本質です。
今回採用したIKEAのボーアクセルはもちろん、不採用となったメタルラックも、パーツの組換えや買い足しが容易なため、成長や変化に合わせたカスタマイズ用として非常におすすめです。

自分に合った片付け方針をプロと整理することの大切さ

お客様(K様)より、
嬉しいお声をいただきました。
「私は整理整頓が苦手で、うまく収納スペースを活用出来ていないのが悩みでした。
ネットで調べて実践しても納得のいくものが出来ませんでしたが、カワバタさんにお願いして事前に生活リズムなどを聞いて準備していただいたおかげで、時間の無駄なく適切なアドバイスをもらえました。
その後もフォローしていただき、リバウンドなし!私にも出来る片付けスタイルを作ってくれるので本当にありがたいです。」
ネットやSNSを開けば、おしゃれな収納アイデアや便利な収納グッズの情報が溢れています。
しかし、検索して出てきた方法をそのまま真似しても、うまくいかないことがほとんどです。
なぜなら、家族構成、子供の年齢、家事の動線、性格によって「片付けやすい仕組み」は一軒一軒まったく異なるからです。
限られた訪問時間の中で作業を代行するだけでは、暮らしが変わった途端にリバウンドしてしまいます。
「どんな方針でおうちを整えていくか」という根本の部分をプロと一緒に整理し、ご自身のペースで作業を進めた方ほど、その後の暮らしがずっと安定します。
自分たちに合った最初の方針さえ固まれば、あとは自分の手で「片付けやすいおうち」へと自由に育てていけるのです。



