忙しいママ達の朝の時間は分刻み、いや秒刻み?
「子どもが自分で洋服を選び、自分で着替えをしてくれる」小さい事に感じるかもしれませんが実はこれは大きな一歩
3分は時間に余裕が出来るのではないでしょうか?
時間の余裕は3分
心の余裕は∞
子どもが自分で洋服を選びやくする「収納」と「声がけ」について書きたいと思います
収納のコツは一目見て分かる事
今回は「おうち丸ごとお片付けサポート」で3歳の男の子が保育園に通うための朝の着替えを一人で出来る様に収納スペースを整えた事例を元にお話します
引出しは見下ろして見える
引出しに洋服を収納する場合、見下ろして中が見える状態にする事が大切
引出し1段のスペースでも、どこに何が入っていて、どこから選べばいいのか分かるようにする
この様に分類して収納する事を提案しました
引き出しの高さ
3歳児が上から見下ろせる高さは下から3段目まで可能でしたが、使いやすい高さは2段目でした(使いやすい高さは、成長と共に変化していきます)
0歳児の娘さん(妹)は全てママの手伝いがあるので、お兄ちゃんより高い位置に決定しました
3歳のお兄ちゃんの
使いやすさが最優先!!
1段の重さ
自分で引き出しの開閉をしてもらうには、1段の重さも大切
引き出しにレールが付いていて、開閉がスムーズな収納を選んでもいいですね
余裕のスペース
スペースの余裕も大事なポイント
例えば、今洗濯中の洋服を入れるスペースはありますか?
詰め込み過ぎて、1枚出したら他の洋服まで一緒の出てしまうと時短どころか、逆に時間がかかってしまいます
スペースの余裕は
心の余裕!
何があるのか分かる工夫
引出した状態で何が入っているのか、見える位置にラベリングしました
今回は100均商品を使用しましたが、自分で絵を描くシールなどバリエーションも豊富です
字を読めなくても分かるイラストを選びました
これは、保育園の持ち物準備を手伝うパパにも分かりやすいと評判
ママは子どもの服を買う・洗濯するの作業をしているので、半袖・長袖の区別は柄を見て判断できてもパパは広げないと分からないケースもあります
気付いたこと
こちらのお宅では、スペースで区切ってみると休日用の洋服(保育園には着ていけない物)がたくさんある事に気付きました
休日は週に2回のおうちでしたので、これ以上増やす必要はない事がわかりました
逆に下着は全て洗濯中で、収納するものがありませんでしたので、増やす事も要検討ですね
声かけのコツも一言で伝わる事
言葉で長々と説明するよりも、一言で伝えたほうが子どもには伝わりやすい事もあります
それぞれのスペースを指さして
ココから1枚
ココから1枚
ココから1枚
全部で3枚選んで
子どもが好きでよく着ている物を前に入れていくと、すんなり選べます
自分で選べたら
褒めてよう!!
今でこそ、こんな事を言っていますが私は子どもが選んだ洋服の組み合わせをダメ出ししていました
それを繰り返すうちに子どもは自分で選ぶ事を辞めてしまいました
自分の反省も込めて、選べたらたくさん褒めて下さいね
自分で考えるヒントも
暮らしの中で
今日は暖かいから、ココから1枚、ココから1枚、全部で2枚にしよう・・・とか
今日は寒いから、3枚にしよう・・・とか
わが家の子ども達には出来なかったけど、小さな子を持つママには実践してもらえると嬉しいです
洋服を選ぶのが苦手な子は
自分で何かを選ぶ事は、子どもの自立にとっても必要です
でも、洋服が選べないからと言って気にする必要はありません
絵本ならお気に入りを
選べる子もいる
おもちゃならお気に入りを選べる子もいる
もしかしたら、洋服に興味がなくて選べないだけかもしれません
わが家の女子高生、洋服にはそんなに興味がありません(何でやろ?JKやのに)
でも、文房具や雑貨は好きでとても詳しく、色々購入して試しています
母である私も、書きやすいペンや可愛いマスキングテープは娘に教えて貰います
脱線してしまいましたが、洋服を選ぶのが苦手な子は
1番手前のものを
1枚ずつ出して着替えて
こんな一歩でいいのではないでしょうか?
そして、興味のある事で選ぶ練習をしてみては?