50代夫婦の心地良い距離感間取りもよう替えプランニング

【事例】老後の夫婦生活は距離感が大事!独立後の子供部屋を有効活用すべし

50代夫婦の心地良い距離感
独立後の子ども部屋 定年退職 間取り 老後 夫の居場所 妻の居場所

子ども達が独立すると、再び夫婦2人の暮らしに戻ります。

かつては当たり前だった夫と2人の暮らしが、いつの間にか居心地が悪く感じる方も多いのではないでしょうか?

それは、家の中での夫婦の距離感が居心地の悪さの原因かもしれません。

 

夫婦の心地よい距離感は
年代によって変化します!

今回はこれから居心地の悪くなりそうな、定年後の夫婦2人暮らしの解決策のヒントを書きました。

こんな人に読んで欲しい!

・定年後の夫との2人暮らしに不安がある方
・独立後の子供部屋がそのままの方
・老後、夫とは適度な距離感を持ち暮らしたい方
・自分の時間も大切にしたい方

老後の夫婦円満は適度な距離感から

私は老後(定年退職後)の夫婦円満は、適度な距離感を保つことが必要だと考えています。

最初にも少し書きましたが、心地よい適度な距離感は年代と共に変化していきます。

結婚当初は距離感が近くて、子育て時代は子どもを中心にワンチームの様になります。

子ども達が思春期を迎える頃から、少しずつ家族の距離は離れていきます。

定年退職を迎える頃には、家の中で1人の時間と1人になれる場所がないと息苦しさを感じる様になっているのではないでしょうか(笑)

 

子ども部屋はいつまで残す?

今回の事例は独立した息子さんから、ご実家のお話をお聞きしました。

「実家の母親は保育園で勤務しています。
体力的に厳しくなってきたので、
本当は自宅で子ども達にピアノ教室をしたいらしいです。」

でも、教室を開くスペースはない。

夫婦2人暮らしを想像すると
保育園はやめられない

忙しく働いていたのに、お仕事引退後365日
夫婦2人生活を想像すると不安になりますよね

 

ピアノ教室を開くスペースはないはずでしたが、よく聞いてみると・・・

独立した子ども3人の部屋が
そのままの状態で残っている

なんと、子ども達の独立後の子ども部屋は手付かずのままでした。

子ども部屋を子どもが使うのは意外と短い期間です。
明確な事情がある訳ではなくて、なんとなくそのまま放置になっている子ども部屋はありませんか?

 

子ども部屋をいつまで残すのか?
正解は1つではありません。

 

今回、このお話を聞かせてくれた息子さんに聞いてみました。

ご両親が仲良く元気に暮らす為に
「自分の部屋を片付けて」
と言われたらどう思う?

その理由なら片付ける!

子ども部屋を、そのままの状態で残しておくことは「子ども達のため」と聞いたことがあります。

でも、独立した子ども達の願いは、ご両親が仲良く元気で暮らす事かもしれないですね。


今回のケースは、本来は夫婦2人暮らしには十分な広さがあります。

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プライバシー保護の為、間取りは参考プランです

2階の3/4はかつての子ども部屋

使っていない子ども部屋を活用する事でピアノ教室のスペースは確保出来そうです。

 

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夫婦別々のプライベートスペースを持つことを提案します

夫婦の寝室→夫のプライベートスペース
子ども部屋(大)→ピアノ教室兼妻のプライベートスペース
子ども部屋(小)→来客用(子ども達の帰省)スペース

 

子ども達の為に1部屋を子ども達の共有スペースとして残しておくことで、思い出の物も多少は収納出来ます。

さいごに

私は老後(定年退職後)の夫婦円満は、適度な距離感を保つことが必要だと考えています。

人は誰でも1人になれる時間と場所が必要です。

その為に、お部屋の使い方を変えたり、家具の配置を変える事で、まるでリフォーム並みの暮らしの変化が感じられるケースがあります。

発想を少し変える事で
居心地の良さは格段にUPします

共有スペースのリビングダイニングにも、それぞれの居心地の良い定位置があるのが理想ですね。

 

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