冬になると、家の中でも暖かい場所と寒い場所がありませんか?
わが家は築20年以上の戸建て。
1階のリビングは夏は涼しいのですが、冬になるとやっぱり寒い。
大きな掃き出し窓もあるため、窓辺からサーッと降りてくる冷気も気になります。
逆に2階の南向きの部屋は日当たりがよく、冬でも暖かい。
「それなら、寒い冬は暖かい2階で過ごす時間を増やしてもいいんじゃない?」
今回は、わが家の冬の過ごし方を通して、「季節に合わせて家の中の居場所をシフトする」という部屋の使い方について考えてみたいと思います。
子どもが巣立って、暖房の使い方も変わった
わが家は昨年、子ども達が2人同時に巣立ち、今は夫婦2人と猫1匹の暮らしになりました。
子ども達が小さかった頃は、家族みんなが自然とリビングで過ごす暮らし。
冬は床暖房をほぼ一日中つけて部屋全体を暖めていました。
でも、暮らしのステージが変われば、過ごし方も変わります。
今は夫婦それぞれ別の部屋で過ごす時間も増え、私自身も2階の仕事部屋にいる時間がぐっと長くなりました。
そうなると、以前と同じように広い1階リビングをずっと暖め続ける必要はないんですよね。
特にひとりで過ごす日中。
誰もいない広いリビングを暖めておくのは、エネルギー的にも光熱費の面でもちょっともったいない。
そこで今は、「過ごす場所や時間に合わせて、暖房の使い方を変える」ようになりました。
わが家で実践している3つの寒さ対策
特別な設備投資はせず、日々の工夫でできるわが家の寒さ対策をご紹介します。
1. 日が暮れたら、すぐに雨戸とカーテンを閉める
冬は窓から室内の熱がどんどん逃げていきます。
日中はできるだけ太陽の光と温もりを取り入れ、日が暮れたら早めに雨戸とカーテンを閉めて熱を閉じ込める。雨戸があるお家なら、今日からすぐできる一番手軽な断熱対策です。
2. 仕事中は足元温風器で「頭寒足暖」
私の仕事部屋は2階の南向き。日当たりがよく、冬の日中は暖房がなくても比較的過ごしやすい部屋です。
デスクワーク中は足元に小さな温風器を1台置くだけ。
足元さえ暖まっていれば体感温度はぐっと上がり、エアコンで部屋全体を暖めなくても十分快適に仕事が進みます。(※もちろん寒さが厳しい日は無理をせずエアコンも併用します)
3. デスクワークの日は、ランチも2階の仕事部屋で
これも冬ならではの習慣です。
ひとりで仕事をしている日は、お昼ごはんも2階の仕事部屋で食べることがあります。
1階の床暖房は立ち上がりに少し時間がかかります。
たった30分ほどのランチのために広いLDKを暖めるより、すでに暖かい2階で陽の光を浴びながら食べるほうが心地いい。
「ごはんは絶対にダイニングで食べなきゃいけない」という決まりを手放すと、気持ちも光熱費もとてもラクになります。
2階を冬だけの「セカンドリビング」にしてみる
わが家のように、「1階より2階の方が冬は暖かい」というお家は多いのではないでしょうか。
そんなときは、冬の間だけ2階をメインの居場所にシフトしてみるのもおすすめです。
例えば、子どもが巣立って空いた部屋。
今は物置になっていたり、たまの帰省用として普段は閉め切ったままになっていませんか?
もしその部屋の日当たりが良いなら、冬限定の「セカンドリビング」として使ってみるのもひとつの方法です。
大きな家具を買い足す必要はありません。
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お気に入りの椅子を1脚
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小さなサイドテーブル
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あたたかいブランケットと読書灯
これだけあれば、十分に居心地のいい自分だけの特等席がつくれます。本を読んだり、お茶を飲んだり、静かに手しごとを楽しんだり。冬の昼間だけ使う小さな居場所です。
ロフトを冬だけの「おこもりスペース」にする発想も
夏場は熱がこもってとても居られないロフトも、冬なら暖気が集まるあたたかい空間に変わります。
荷物置き場にしておくのはもったいないような日当たりの良いロフトなら、ラグとクッションを敷いて冬だけの「おこもりスペース」にするのも楽しい使い方です。
1年中、同じ部屋・同じ使い方で過ごさなくてもいい
住宅の間取り図には「リビング」「ダイニング」「寝室」「子ども部屋」と名前がついています。
けれど、その名前に私たちの暮らし方を縛られる必要はありません。
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夏は風が通る涼しい1階で過ごす
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冬は日差しが差し込む暖かい2階へ移動する
家族と囲む夕食は1階のダイニングで、日中のひと息は暖かい仕事部屋で。
季節や太陽の動きに合わせて、野鳥が心地いい枝へ(わが家では愛猫のみーちゃんが)移動するように、家の中でも居場所を替えてみる。
家族構成が変わり、暮らしの時間が変わったのなら、部屋の使い方も柔軟に変えていいはずです。
冬になると寒い1階リビング。
新しい暖房器具を買ったりリフォームを考えたりする前に、まずは一度、家の中を見渡してみてください。
「冬に日当たりがよくて、あたたかい部屋はありませんか?」
大がかりな工事をしなくても、部屋の使い方や家具の配置を少し見直すだけで、今の暮らしにちょうどいい心地よさはつくれます。
この冬、家の中の居場所を少しだけ再設計してみませんか?




