「和室の押入をもっと上手に使いこなしたい」と考えた事はありませんか?
押入は間口も奥行も大きな収納なので衣装ケースや押入棚などを使って工夫を凝らしている方もたくさんいらっしゃいますよね。
今回は押入をより一層活用する為に押入襖を外してロールスクリーンで目隠しする際の注意点についてです。
まず、結論
ロールスクリーンの取付の仕方で
使い勝手が変わります
枕棚の奥行を考慮して検討しましょうね!
押入襖(引違戸)をロールスクリーンに変えると?
ずばり、有効開口が大きくなる
有効開口が大きいと
こんなメリットあるよ!
- 布団の出し入れがしやすい
- 季節飾り(お雛様・五月人形)等の大きな箱が片付けやすい
- 衣装ケースが使いやすい
- 一目で全体が見渡せる(何が入っているか分かる)
デメリットは?
- 気密性は襖(引違戸)より劣る
- 襖(引違戸)を処分しない時は置き場所が必要になる
- 取付時に穴をあける必要がある(突っ張る方法もあり)
ロールスクリーンの取付の仕方は2種類
大きく分けてこの2種類
- 天井付け(建具枠の天井面に取付)
- 正面付け(建具の上部の壁面に取付)
天井付けのメリット・デメリット
- 枠内にピッタリ収まり見た目がキレイ
- 採寸がミス出来ない
- 建具枠の中に設置するので、周りに5ミリ程度の隙間あり(気密性が悪くなる)
正面付けのメリット・デメリット
- 既製品で対応出来る場合は低予算でお得
- 採寸に自信がない場合は、1~2センチ大きめに作れる(失敗が少ない)
- 有効開口が最大限に使える
両方メリット・デメリットはあるのでお好みの取付の仕方を選ぶと良いのですが・・・
取付の仕方を決めるポイント
せっかく押入を活用するために押入襖を外してロールスクリーンに変更するなら・・・
枕棚の奥行と
開口の高さは要チェック!!
押入の建具枠に天井付けする場合、枕棚の出入れがしにくくなるケースもあります(10センチ程度ロールスクリーンの畳みしろが必要)
実例
わが家も押入をロールスクリーンに変えました。
わが家はこんな感じ↓
中段をクローゼット代わりに使うために、枕棚の手前にハンガーパイプを取り付けました。
手前にハンガーパイプがあると枕棚の上は出入れがしにくくなるので、正面付けに決めました。
まとめ
押入や物入の引違戸をロールスクリーンに変更する場合は
枕棚の奥行と開口高さを確認して取付の仕方を選びましょう
また、ロールスクリーンを目隠しや簡易間仕切りとして使用する場合
- 生地表をどちらの面にするのか
- 操作方法を選べる(チェーンやグリップ等)
オプションの採用でより快適に使える事もありますので、カタログをしっかりと見て下さいね
タチカワブラインド デジタルカタログ
ニチベイ デジタルカタログ
そして一番大切なのは
採寸(寸法をはかる)を念入りに!!
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