寝室は同室派ですか?それとも別室派ですか?
統計によると『夫婦別寝』の割合は年代が上がる事に増加しているようです。
なんと、50代夫婦の場合、約半数が別の寝室を使っているようです。
(積水ハウス住生活研究所2022調査より)
戸建て、集合住宅、お住まいの地域によって統計は変わりそうですね
寝室別って
もしや不仲?
むしろ逆じゃない?
円満に暮らす為の寝室別かも?
・夫婦別寝に興味がある
・おうちの中で1人になれる場所が欲しい。
・寝室同室・寝室別室、どちらにも決めきれない
定年後ライフスタイルが変化しても心地よい距離感を保ち、自分の時間も大切にしたい方に向けて、解決策のヒントを書きます。
夫婦別寝室のメリット・デメリット
メリット
- 急な体調不良の時に気付ける
- 一緒にいる事の安心感
- 2人でゆっくり話が出来る
1番のメリットは体調急変に対応可能な事
情緒的なメリットも大事ですね
デメリット
- 生活時間が違うので睡眠時間が確保しにくい
- 快適な空調の設定温度が違う
- いびきが酷くて熟睡できない
- 睡眠の質が悪い
デメリットは健康面の機能的な問題が多いですね
50代、健康大事!!
寝室セパレート型を検討しては?
今は同じ寝室を使っているけれど、本当は1人で眠りたい・・・そんな話をよく聞きます。
寝室同室、寝室別室、それ以外の選択肢として「寝室セパレート」という考え方もあります。
寝室セパレートって?
1つの寝室で夫・妻で
スペースを分ける事です
ドアで間仕切る
寝室が広い場合(この場合9帖)だと、ドア(3枚引き)で間仕切も作れます。
ドアを閉めると個室にもなるし、大きな1部屋としても使えます。
インフルエンザのような感染症の場合は、近くにいながら間仕切があると安心です。
パテーションで間仕切る
このケースは7.5帖の大きさでイメージしています。
部屋の両端にベッドを配置して、パーテーションで簡易間仕切する方法もあります。
いびき等の音の問題は解決しませんが、エアコン設定温度等は多少は改善されそうです。
家具で間仕切る
このケースは8帖の寝室をイメージしています。
窓やドア等で壁面にベッドを寄せられない場合も多いですよね。
両面使いの家具等を真ん中に配置してスペースを分ける事も可能です。
使う家具の高さによっても違いますが、ベッドの間に家具を配置すると案外居心地よい自分スペースが手に入るかもしてません。
まとめ
私は、間取り相談や模様替プランの時に子ども部屋の相談をお聞きする事が多いです。
上に書いた3つの方法は、その時にも同じような提案をします。
大きな子ども部屋を作って後に仕切るor子どもの数だけ個室を準備する。
正解がある事ではないので、お客様に合わせてオススメする内容は違うけれど、寝室も将来的に仕切る可能性をお伝えする必要があるな・・・と考えています(笑)
さいごに
本当は寝室を
別にしたいけど・・・
それなら
別にできるか検討しましょう
私の意見としては、身体的な理由で就寝時の見守りが必要な場合以外は、別室を検討する事をオススメします。
この記事を最後まで読んでるという事は、心地良い距離感を保つ暮らしに惹かれているのではないでしょうか?
子育て期で夫婦2人で話をする時間が持てない、働き盛りで帰宅は深夜、夫の顔を見るのは寝顔だけ、そんな時期は過ぎました。
夫婦2人の時間を持て余し気味な50代夫婦。
ライフステージの変化に合わせて心地よい距離感を保つ事をオススメしています。